2020.04.08

「ママー、クルクルしてるー。」

3歳の長男がiPadでYouTubeを一人で見ている時に、通信が遅くなって動画が止まったときに言う言葉です。
以前も書きましたが、長男は2歳と時から器用にiPadの画面をスワイプさせ、お気に入りの動画コンテンツをタップし、一人で悦に浸っています。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発動で、さらに家にいる時間が増え、お古のiPadは大活躍しています^^;
「息子よ、クルクルはもうすぐ無くなるぞ。5Gになれば!(心の声)」

こんにちは。ムーブエフコンサルティングの皆川真人です。

いよいよ、日本でも5Gサービスが提供開始されました。とはいえ、利用できる端末はまだ限定的です。私が使っている最新のiPhone 11でさえ、まだ5Gに対応していません...。

ところで、5Gになると、どうなるんでしょうか?

そう、通信が速くなりますよね^^; きっとクルクルも無くなると思います。

携帯電話などの移動体の無線通信規格である5G (5th Generation) では、現行4G (4th Generation) の約100倍の速度が出ると言われています。2時間の映画全編のデータを3秒でダウンロードできる速度です。

では、5Gになれば、単に通信速度が向上するだけなのでしょうか?
正直、息子のように動画をガンガン見るヘビーユーザーではない私は、現行の4Gでも十分ストレス無くスマホを利用できている気がします。

実は5Gの特徴は3つあります。

「超大容量」
「超低遅延」
「多数同時接続」
1つ目の「超大容量」は先程述べたとおり大量のデータをダウンロードできるようになります。

2つ目の「超低遅延」は、パケットを発信してから相手に到着するまでの時間が短いということです。
「え、超大容量と何が違うの?」と思われたかもしれませんね。
実は通信の速さとは、容量と遅延時間によって決まります。容量とは、~Gbpsと表記されるような帯域のことなんです。
簡単に言うと、自分(スマホ)と相手(サーバー)の間に、糸電話の糸ならぬ、目に見えない土管(どかん)があると思ってください。この土管の中にデータを流し込むのですが、通信の進化とともに、土管が太くなり(超大容量)、そして土管が短くなった(超低遅延)とお考えください。つまり、大量のデータを短い時間で送れるようになり、超高速化が実現されるということです。5Gの遅延時間は、4Gの約50分の1と言われています。

そして、3つ目の特徴は「多数同時接続」です。
実は、現行の4Gでは、1km²あたりの端末接続数が数千なのに対し、5Gでは100万に達すると言われています。

「超大容量」で大量のデータをダウンロードできるようになり
「超低遅延」でリアルタイムに遠隔地のロボット等を操作できるようになり
「多数同時接続」で身の回りのあらゆる機器がインターネットに接続できるようになる

というのが、5Gの世界なのです。

さて、上記で私は「現行の4Gでも十分ストレス無くスマホを利用できている」と書きました。一部の動画ヘビーユーザーの方を除いて、大半の方が現行の4Gで満足できているのではないでしょうか?

実は、4Gと5Gは、しばらく共存されると言われています。
また、5Gの利用価値として、「超低遅延」「多数同時接続」の特徴を活かしたIoTビジネスの普及が挙げられています。つまり、5G+IoTは、テクノロジーの進化による生まれる新たなビジネス領域とも言えます。

総務省「2020年の5G実現に向けた取組」2018年12月18日
出所:総務省「2020年の5G実現に向けた取組」2018年12月18日
http://www.soumu.go.jp/main_content/000593247.pdf

私は、IoTの真の普及は、5G化が鍵であると思っています。
そしてこの領域は、中小企業にとっても、アイデア次第で参入可能な新たなビジネス領域です。

テクノロジーの進化、貴社の強み、そして斬新なアイデアで、新たなビジネスチャンスへの準備をしませんか?
その前に、自分も早く使ってみたい!

ムーブエフコンサルティング
代表 中小企業診断士 皆川 真人

コロナショックを乗り切る!5GとIoTこそ中小企業のイノベーションの鍵だ!